幼稚園に入園し、慣らし保育が始まると同時に泣いて登園する子どもや、少し慣れてきたGW明けに気持ちを崩して泣く子も多くいますよね。
当然、「新しい環境」というのは大人でも気疲れや体力的にもしんどくなるものですから、小さな子どもにとっては大人以上に精神的不安定になりやすいものです。
ただ、子どもが毎朝のように幼稚園の登園を泣いてしぶると、正直ママも疲れてしまいますよね。
そこでこの記事では、元幼稚園教諭である私が考察する、3歳の年少さんが「幼稚園に行きたくない」と泣く理由・対処法についてまとめています。
上記のようお悩みを持っているママさんの参考になれば嬉しいです。
目次
3歳児(年少さん)が「幼稚園に行きたくない」と泣く理由
まずは、3歳の年少さんがなぜ「幼稚園に行きたくない」と泣くのか、心の声に耳を傾けて理由を探ってみましょう。
考えられる理由はたくさんありますが、さまざまな観点(給食/活動/環境/担任や友だちとの関わり)を3点にまとめて理由を解説していきます。
- 母子分離する寂しさや愛着行動
- 環境の変化や園生活への不安
- 不安や欲求を言葉にして表現できないストレス
母子分離する寂しさや愛着行動
幼稚園に入園するまでの長い時間、ママと一緒に過ごしていたので、特別な愛着関係が作り上げられています。
そのため、ママと離れて過ごす時間を寂しく思ったり、不安になったり、甘えたい気持から泣くことで気持ちを表現することはよくあることです。
毎朝「幼稚園に行きたくない」と泣いている姿に対応するのは正直、ママも疲れてしまいますよね。
しかし、上記のように「幼稚園に行きたくない」という言葉の裏には愛情表現が隠れているのも忘れてはいけません。
まずは、子どもの言葉の裏に隠れた愛情表現を受け止めてあげると、心が少し満たされて、気持ちの切り替えがしやすくなるでしょう◎
環境の変化や園生活への不安
3歳の年少さんにとって、幼稚園は新しい環境になりますよね。
新しい環境に不安を抱いて泣く子もいれば、最初は好奇心から泣かずに通えていた幼稚園も、環境に慣れてきたことによってでてくる疲れや寂しさから泣く子もいるでしょう。
新しい環境である幼稚園は、初めての集団生活で覚えるルールや、見たことや聞いたことのない言葉やものが溢れていてとても刺激的です。
そのため、3歳児にとって新しい環境は、精神面と体力面のバランスを保つのは難しいものです。
また、食べ慣れない給食や覚えることが多い園生活のルールや活動など、今までとは違った生活に戸惑うことで泣いて不安な気持ちを表現することもあるでしょう。

泣いて登園する友だちを見て、つられて寂しさや不安が押し寄せる子もいます。
不安や欲求を言葉にして表現できないストレス
3歳になると、自己主張も言葉で表現できる子も多くいますが、まだまだ語彙力は乏しく、月齢や発達、性格によっては上手く相手に気持ちを伝えられない子がいます。
そのため、自分の気持ちを上手く言葉で伝えられないことや、我慢しなくてはならないこと、緊張や不安から欲求を表現できずにいることがストレスで泣くことがあります。
また、幼稚園で家族以外の大人や友だちとの関わりでは気を張っている半面、緊張がほぐれる家庭では気持ちが発散されて、泣くことや欲求を押しとおそうとする姿がみられるということでしょう。
そういったときは、気持ちを十分に受け止めて共感することで、泣くことが減るかもしれません。
3歳児(年少さん)が「幼稚園に行きたくない」と泣くときの7つの対処法
では、3歳の年少さんが「幼稚園に行きたくない」と泣くときの7つの対処法をみていきましょう。
- 気持ちを受け止めて共感する
- 前向きな言葉掛け
- 行きたくない理由と向き合う
- お気に入りの物や安心できる物を持たせる
- 生活習慣を整える
- 担任と連携をとって様子を共有する
- 休ませてみる
泣いている理由をしっかりと探り、子どもの様子に合わせて上記の対処法を参考にしてみてください。
①.気持ちを受け止めて共感する
子どもが「幼稚園に行きたくない」と泣いているときは、理由を聞く前にそっと子どもの気持ちを受け止めてあげることが大切です。
「○○ちゃん、幼稚園行きたくないんだね」「そっか、行きたくなくて泣いているんだね」と寄り添うことで、状況や気持ちを受け止めてもらえたと認識し、自己肯定感が保たれるでしょう。
また、気持ちを受け止めた後は、泣いている理由を探り「寂しいよね」「緊張しちゃうよね」「幼稚園で○○するのが嫌なんだね」と共感することで、安心感につながります。
抱きしめたり、優しく撫でてあげたり、スキンシップをとりながら話を聞くとより安心し、緊張もほぐれます◎
②.前向きな言葉掛け
「幼稚園に行きたくない」という言葉に対して、前向きな言葉掛けで背中を押してあげましょう。
例えば、ママと離れるのが寂しくて泣く子には、
「大好きな○○くんが幼稚園で今日は何をして遊ぶのか楽しみだな~」
「幼稚園にはどんな楽しいことがあったか帰ってきたら教えてね」と
幼稚園が頑張る場所ではなく楽しむ場所であるように意識を向けます。
また、「~だから大丈夫だよ」と、安心できる言葉につなげるのも良いでしょう◎
忙しい時でも一度手を止め、子どもの話を真剣に聞いて前向きな言葉で励ましてあげると気持ちも満たされます。

「どうして行きたくないの?」という問いには、気持ちを言葉にするのが難しい子もいるので、泣いている理由は「~かな?」「それとも~が嫌なのかな?」と選択肢で聞いてみるのもいいかもしれません。
③.行きたくない理由と向き合う
行きたくない理由が分かれば、解決策を子どもと一緒に考えることも大切です。
例えば
- 母子分離のときに「ママと3回ギュ~していってらっしゃい」というルーティーンをつくる
- 給食や幼稚園の活動内容で幼稚園をしぶる場合は「お家で練習してみよう」と子どもが先生になって幼稚園ごっこをしてみる
など、理由に合わせて不安を取り除く工夫をてみると良いでしょう。
幼稚園に行きたくない理由としっかり向き合うことで、意欲や自信、自己肯定感が身につきます。
④.お気に入りにの物や安心できるものを一つ持たせる
子どもがリラックスして過ごせるように、気持ちを落ち着かせるアイテムを持たせるのも一つの方法です。
とはいえ、大切なおもちゃは幼稚園で壊れてしまったり、無くなってしまってはいけないので、お気に入りのタオルや手作りのお守りを持たせたり、お気に入りのキーホルダーを鞄につけるのもおすすめ。

アイテムを持たせて登園する際は、担任に一声かけておくのも忘れずに。
⑤.生活習慣を整える
眠たくて「幼稚園に行きたくない」という子どももいます。
睡眠が足りていなかったり、前日に出かけていて疲れがたまっていたり、体調が万全ではないと子どもの機嫌は悪くなるものです。
そのため、普段からどのくらいの睡眠時間をとれば子どもが元気に過ごせるのかを把握して、生活習慣を整えておくと良いでしょう◎
睡眠・食事・排泄などから、子どもの体調や機嫌が左右されることもあるので、見直してみてください。

4歳の娘は、便秘の日が特に機嫌が悪く、お腹の痛みと苦しさで気持ちを崩すことがありました。排泄面も要チェックです!
⑥.担任と連携をとって様子を共有する
どんなに小さいことでも、子どもが不安に思っていることや体調、家庭での様子などを担任の先生に伝えることはとても大切です。
というのも、幼稚園で子どもが安心して先生と過ごすヒントとなることが、家庭での様子に隠れているからです。
担任は集団生活の中でも、子ども一人ひとりに合わせた関わり方をしていき、無理なく一日の活動を過ごせるように保育していきます。
そういった関わりや保育の配慮をするためにも、家庭との連携は貴重で、保護者もその日の子どもの様子を担任の先生から聞けたら安心ですよね。
⑦.休ませてみる
「幼稚園に行きたくない」と泣く場合、思い切って休ませてみるのも良いでしょう。
とはいえ、連日休んでしまうと行きたくない気持ちが加速する可能もありますよね。
「今日はいつも頑張っている○○くんい特別!」というように、翌日からはしっかり登園する活力になるような日を過ごすために休ませる方法が効果的です。
家でゆっくり過ごして、子どもが好きなことをさせてあげるのも良いですし、気晴らしに出かけるのもおすすめ♪
3歳児(年少さん)が「幼稚園に行きたくない」と泣いて、ママが疲れたときの息抜き方法
「幼稚園に行きたくない」と泣く日が続くと、ママも精神的に疲れてしまいますよね。
疲れたときの息抜き方法を下記にまとめたので、ぜひ試してみてください♪
- ママも子どもも「頑張らない日」をつくる
- 周囲の人に協力してもらい、一人時間を作る
- 美味しい物のを食べるなど、好きなことに時間を使う
ママも子どもも「頑張らない日」をつくる
ママも子どもも「頑張らない日」をつくってゆっくり過ごしてみましょう。
思い切って幼稚園を休んで、ママと一緒に絵本を読んだり歌やダンスをしてのびのび過ごすことで、子どもの心は満たされる可能性があります。
また、ママも朝はのんびりコーヒーを淹れてみたり、料理は簡単なミールキットをつかって済ませたり、育児も無理ない程度で子どもと関わると、身も心も少し休まりますよ♪
周囲の人に協力してもらい、一人時間をつくる
パパや祖父母などの協力を得て、ママの一人時間をつくることも効果的です。
数時間でも一人でカフェに行ったり、お昼寝したり、趣味に没頭して休息をとりましょう◎
ママのリフレッシュは、子どもと笑顔で充実した日々を過ごすために必要なことです♪
美味しい物を食べるなど、好きなことに時間を使う
美味しいスイーツを食べたり、運動をしたり、好きなことに時間を使って気分転換するのもおすすめです。
ワンオペ育児でなかなか自分の時間をつくれないママは、自分の食べたいものや好きなことを後回しにしがちですよね。
セルフネイルを楽しんだり、アロマを焚いたり、好きな香りの入浴剤をお風呂に入れて楽しむのも良いリフレッシュになりますよ♪
3歳児(年少さん)が「幼稚園に行きたくない」と泣いても、心に余裕を持って働ける在宅ワークは最高
子どもが忙しい朝の時間に「幼稚園に行きたくない」と泣いていると、外で働きにでるのがしんどいと感じるママもいますよね。
ゆっくり子どもと向き合いたいと思う反面、出勤前の朝はとにかく忙しくて構ってあげられないという現実。
そういった面で、在宅ワークはママと子ども両方の心と時間に余裕ができるのでおすすめです。
- 在宅ワークは育児と両立しやすい
- 在宅ワークは心と時間に余裕が持てる
在宅ワークは育児と両立しやすい
在宅ワークは、子どものすぐそばで仕事ができるので安心です。
また、通勤時間もなければ、子どもの急な体調不良で同僚に迷惑や心配をかけることもありません。
スケジュール管理を自分でできる在宅ワークは、幼稚園の行事にも参加できるので、ママにとってピッタリな働き方といえるでしょう◎
在宅ワークは心と時間に余裕ができる
在宅ワークは、会社の人間関係に悩むことも、朝の時間に追われたりすることもないので心と時間に余裕が生まれます。
親が落ち着いてゆったりとした気持ちで過ごせると、子どもと向き合う時間もしっかりと取れますね。
「幼稚園に行きたくない」と登園をしぶる朝も、柔軟に対応していけるのではないでしょうか。
以下の記事では、ママにおすすめの在宅ワークをまとめているので、参考にしてみてくださいね♪
「幼稚園に行きたくない」と泣く3歳児(年少さん)としっかり向き合おう
今回は、3歳児(年少さん)が「幼稚園に行きたくない」と泣く理由や対処法、ママの息抜き方法について詳しく解説しました。
3歳児が「幼稚園に行きたくない」と泣くのは、成長の過程でよくあることです。
子どもの気持ちを理解・対処しようと向き合うことで、子どもは安心して園生活をおくることができるでしょう。
心に余裕を持って泣く我が子の対応できるように、ママの息抜きも大切にしてくださいね♡
また、在宅ワークは心と時間に余裕を持って育児や家事、仕事の両立ができるのでおすすめですよ。
ママにとっても、子どもにとってもメリットがたくさんある在宅ワークをぜひ、検討してみてくださいね。





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